2024年4月ふりかえり

4月の活動を振り返ります。

 

2~3月分はこちら↓

tiat.hatenablog.com

 

 

日常

特に書くことがないです。文字通り毎日研究室にいました。

イベント

4/27 戦利品ナイト @秋葉原MOGRA

M3の前日、「戦利品ナイト」というクラブイベントに行ってみました。昨秋冬の新譜縛り同人クラブミュージックを流すイベントです。

club-mogra.jp

HARDCORE TANO*CやMEGAREXなどの電子音楽が好きで、クラブイベントには前から興味がありました。同人の曲なら少しはわかること、MEGAREXのYUKIYANAGIさんがゲストDJとして出演すること(2023秋M3でYUKIYANAGIさんのアルバムを買っていました)、フォローしていたコンポーザーK-forestさんが宣伝しまくっていたことなどがあり、行ってみることにしました。

当日。クラブ初心者(人生で2回目)ゆえ若干緊張しつつ秋葉原へ。開場5分前くらいにMOGRAを遠目から眺めると、既に外に人がちらほら集まっていました。何やら髪色が派手な人や、友人同士で談笑している人々などが視界に入り、ひとりで来た私は完全にビビッてしまいました(このメンタルの人間がどうしてクラブへ?)。周りを見渡して一人で来ていそうな人を見つけて勝手に安心し、入場。前売り券等はなかったので、その場で入場料を支払いました。当日からでも気軽に行けるのは良いところだと思います。

立ち回りに不安を覚えつつもとりあえずフロアに行ってみると、既にちらほら集まったオーディエンスの前で一番手のDJが音を流していました。曲は知らないけれど、音に合わせて身体を揺らしているだけで楽しいかも?と思っていたら、突然馴染み深い音が聴こえてきました。

Secret of My Heart/棗いつき 曲名表示は助かる。

戦利品ナイトはクラブミュージックを流す会であって「歌モノ」メインではないので、よく聴いている歌い手系の曲が流れたことに少し驚きました。とはいえSecret of My Heartはaran作曲というのもあって、クラブに合う曲だと思います。

フロアの様子。(はじめに撮ったのでまだ人が少ない)

適当にアルコールを入れつつ、音を浴びて踊ること6時間。秋冬新譜縛りのおかげである程度知っている曲も聴けました。

www.tanocstore.net

www.tanocstore.net

www.tanocstore.net

hypernightlive.bandcamp.com

www.tanocstore.net

↑このあたりのアルバムの曲は聴いていたのでそこそこ拾えました。

 

曲は知らなくてもアーティスト名は知っているというものはそこそこ多くて、同人のEDM系を聴き始めてから実質1年ちょっとで意外とわかるようになるものだなと思いました。ジャンルは様々だったので、ハウス系の曲でゆったり身体を揺らすもよし、激しめの曲で飛び跳ねるもよし、といった感じで知らない曲も雰囲気で楽しめましたたくさん良い曲と出会えたという意味でも良い機会だったと思います。ただ悲しいことに、音楽知識がなさすぎて曲の良さを語れないことにこの記事を書きながら気付いてしまったので、もうちょっと勉強していきたいところです。

DJで言うと、2番手のMu9さんのセットリストが好みでしたね。Synthion、EmoCosine、Halvあたりの明るめ・カワイイ系の電子音楽が好きなので。(そういう系統の曲をメインで聴けるイベントは存在していそう)

Mu9さんのセットリスト。サイレン/lapix feat. 奈良ひより でフロア爆沸きでした。

 

最後に、クラブイベントに参加する際に初心者なりに思ったポイント的なことを記しておきます。

 

やってよかったこと:

荷物を最低限に減らす

手ぶらが理想ですが、天気が微妙で折りたたみ傘が必要・ポケットに物を入れづらい服装だったのでショルダーバッグを持っていきました。デカ荷物は自分にとっても他人にとっても邪魔になるのでやめたほうがいいと思います。

耳栓(代わりのイヤホン)を使う

以前行ったクラブイベントで鼓膜が破壊された反省から、今回はイヤホンをつけて臨みました。終演後も聴力が落ちた感じがなかったので正解だったと思います。人によるかもしれませんが、イヤホンを付けて聴くくらいの音量が私には丁度いいようです。

 

より楽しむためのポイント:

知人と行くorクラブで知人を作る

身も蓋もないが……音を浴びるだけでも楽しいですが、やっぱり話し相手がいる方がたぶん楽しいです。そもそも普通の人はこういうイベントって人に連れられて通い始めるものなのでは?と思うわけで、基本的に単独行動ばかりやっている私がズレている説が濃厚です。頑張ってこの辺の界隈の知り合いを作りたい(クラブ通いする層と波長が合うのかは不明)。

音楽を幅広くディグる

まあこれも当然といえば当然ですが。クラブは知らない曲でも楽しむ場だと思いますが、やはり知っている曲が流れるとノリやすいです。

 

 

4/28 M3-2024春 @東京流通センター (TRC)

音系・メディアミックス同人即売会「M3-2024春」に行ってきました。

M3 - 音系・メディアミックス同人即売会

 

半年に一度のイベントですが、今回で10回目の参加になります。日帰りで行けるのでとりあえず行って適当に買い物するか~くらいのノリで毎回参加していましたが、今回はいつもよりモチベーションが少し高めでした。しかしながら、高まったモチベーションに伴って予算を増やせるわけではなく、購入リストの選定にはいつも以上に難儀しました。

そして出来上がったリストがこちら↓

tiat.hatenablog.com

……ジャンルに統一感がないですね。

 

さて当日。4月とは思えない気温の高さと、前日の戦利品ナイトの疲労を考慮し、少し遅めに(当社比)開場30分前の10:00から並びました。私は買う枚数も多くなく、レア旧譜やグッズを狙うわけでもないので、早く行かなくてもそれほど問題はないタイプの人です。

買うものは新譜10枚/10サークルでしたが、大手以外が多かったためスムーズに回収し終わりました。おもんない人間なので予定外の買い物は基本しません。

 

今回は私の中で新たな試みとして、あるサークル主にサインを貰いに行ってみました。なんと10回目の参加にして初めてです(今までサインを貰うという発想がなかった)。私としては、サインそのものにそれほど価値を見出しているというよりは、サインを貰う過程でサークル主とコミュニケーションを取るという意味合いが大きいです。

というわけで、目当てのものを全て回収し終えた後に、Maple CANE.さんのスペースに再訪。Maple CANE.さんは作曲歴1年M3は初参戦とのことでしたが、1stシングルの「Dawn to Rise (feat. RANASOL)」という曲がかなり好みだったので応援したいと思っているコンポーザーです。M3では1st EP「Galaxy Girl」を販売していました。

宣伝。

恐る恐るサインをお願いすると、Maple CANE.さんと、同スペースで参加していたシンガーのRANASOLさんに快諾していただきました。RANASOLさんもMEGAREX曲で前から知っていたので、サインを貰えて普通に嬉しいです。初対面の人と話すのは得意ではないので終始挙動不審だったような気がしますが、Dawn to Riseが好きなことと活動を応援していることを伝えられたのでまあ良しということにします。

サイン入り。

 

全て終えて12時くらいには撤収しました。だいたいこの時間になるとお腹が空くので、毎回さっさと帰っています。一人で来て一人で帰る(たまに友人と来る回もありますが)のでこういうムーブになっていますが、会場で同業のオタクと会ったりしてみたい気持ちもあるので、次回以降の目標としておきます

早く撤収するメリットはとにかく早く新譜を聴けることです(単純にやることがない&体力がないから早く帰っているだけですが)。当日の日中にすでに最推しサークルEndorfin.の新譜をn周し、信じられないくらい良いアルバムすぎて一人で放心状態になっていました。COLOURS.04 "Yelling" 本当に良いアルバムです。他の新譜もいつも以上にちゃんと調べて選んだおかげか、しっかり自分の好みに刺さりました。

戦利品。

 

サブスクが普及した現代においてわざわざCDを買う意味とは?

最後に、この問いについて少しだけ私見を述べておきます。

現代において、「音楽を聴く」だけであれば概ねサブスクで事足りると思いますが、それでもあえてCDを買うことにどういう意義があるのでしょうか?

サブスク配信されないCDを買う

概ねサブスクで事足りると書いたばかりですが、特に同人界隈だと配信を行っていないサークルもまだあります。こういうものについては購入する意義が明確ですね。

似たケースとして、アルバムの一部に権利の関係で配信されない曲が含まれるという場合もあります。私が知るものだと、音楽ゲーム収録曲にはこういったケースが散見されます。

音源を入手するため

「サブスク配信で聴ける」状態であっても音源を「所持」しているわけではないので、音源が欲しいというのもCDを買う理由になります。ダウンロード販売がある場合もありますが、どうせならCD現物が欲しいという人も多いのではないかと。

CD現物が欲しいから、コレクションとして所有するため

やはり好きなアーティストのCDは現物を所持したいという欲は(特に同人界隈を追っているのであれば)多かれ少なかれあるでしょう。もはや一種のグッズとも言えるかもしれません。CD1枚の中でも、ジャケット、歌詞カード、ディスク盤面など、様々な部分で趣向が凝らされたものも多く、所有欲が満たされます。CDそのものとは少しズレますが、CD購入で特典が付いてくる場合もあります。

クリエイターを応援するために買う

結局クリエイターの活動を支えるには、お金を出してモノを購入することが最も直接的な方法でしょう。グッズ等を出すサークルもありますが、やはり音楽を作っている人たちなので、彼らが作る音楽にお金を出すことに大きな意味があるのではないかと私は思っています。

M3というイベントの雰囲気、価値

M3で購入する場合の話です。半年に一度のお祭りなので、現地に赴いて買い物をすること自体に楽しさがあるのは間違いないです。散財って気持ちいいからね。他にも、(サークルの規模によりますが)クリエイターと直接話せる、グッズも販売している、イベント価格で若干安い、サインを貰えたりする、などイベント自体に様々な魅力があるので、ついついたくさん買ってしまいますね。

 

 

さいごに

文章にしてみると自分の考えが整理されて良いですね。人に読ませる文章としてはあまり面白いものではないなと我ながら思いますが、とにかく書いて放流することに意味があろうと思って書いています。

5月もいくつかイベントに行くつもりなので、気が向いたらまた書きます。それでは。